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かかとの痛み ~ 足底筋膜炎とは?
【1】足底筋膜炎とは
足底筋膜炎は、足の裏にある足底筋膜に炎症が生じる状態を指します。主な症状は、足の裏、特にかかとの痛みです。この痛みは、朝起きて最初の一歩を踏み出す際に最も強く感じられることが多いです。また、長時間の立ち仕事や運動後にも痛みが増すことがあります。
【2】原因とリスク要因
足底筋膜炎の主な原因は、足底筋膜への過度な負担です。以下のような要因がリスクを高めます。
⓵ 過度の運動や立ち仕事:ランニングや長時間の立ち仕事が原因となることがあります。
② 足の形状:偏平足や高いアーチは足底筋膜に負担をかけやすいです。
③ 不適切な靴:サポートのない靴や古い靴を履くこともリスク要因です。
④ 体重の増加:体重が増えると、足底筋膜にかかる負担も増します。
【3】 一般的な施術法と家庭でのケア
施術法は症状の重さに応じて異なりますが、一般的には以下の方法が取られます。
① 休養:足にかかる負担を減らすために、しばらくの間運動を控えることが推奨されます。
② アイシング:炎症を抑えるために、患部に氷を当てることが有効です。
③ ストレッチ:足底筋膜を伸ばすストレッチを行うと、痛みの軽減に役立ちます。
④ サポートのある靴:アーチサポートのある靴を履くことが、症状の改善につながります。
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【4】予防と再発防止策
(日常生活での注意点)
予防のためには、足に過度な負担をかけないことが重要です。以下の点に注意してください。
① 適切な靴の選択:足に合ったクッション性のある靴を選びましょう。
② 体重管理:適切な体重を維持することで、足底筋膜への負担を減らします。
(適切なストレッチと運動)
ストレッチや運動は、足底筋膜の健康を保つために重要です。
① ふくらはぎのストレッチ:壁を使ってふくらはぎを伸ばすストレッチを行いましょう。
② 足底筋膜のストレッチ:椅子に座って足を伸ばし、タオルを使って足底筋膜を伸ばすことが効果的です。
足底筋膜炎の症状は、放置すると悪化することがありますので、早めの対応が大切です。もし、かかとや足の裏に痛みを感じている場合は、ぜひ一度整骨院での診療をお勧めいたします。
当院では、足底筋膜炎の症状に対して専門的な診断と施術を提供し、お一人おひとりに寄り添った丁寧な対応を心がけておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。